珍島タワー

(2017/08/13)

天童よしみの「珍島物語」で有名な珍島にあるタワーを訪問。朝鮮半島側から向かって珍島大橋を渡ったらすぐ左手の丘(望金山:112m)の上にタワーが聳え立つのが見える。

この日、木浦の町から出発したが距離にしてだいたい30kmほど、時間で30~40分というところだった。途中の道路はよく整備されているのでレンタカーならアクセスは容易い。
車で山の上のほうまで急な坂を上ってゆくとタワーの近くに駐車場がある。早い時間だったので簡単に停められたが、訪れる人が多そうなのと駐車場がそこまで広くないので混みあう時間帯に来てしまうと大変なことになりそうだ。

山の上の坂に駐車場を拓いたものだからとにかく細長く、ちゃんと枠内に泊めても出庫するのが大変だったりするのが難点。

タワーの前庭部分は公園のような感じとなっており、そこにはお約束の李舜臣像が。ほんとあちこちにある。

橋の付け根部分にある建物が食堂とコンビニで、サービスエリアのようになっている。

タワー前の広場から珍島大橋を見たところ。ソウルからは相当距離が離れた場所だが道路は立派に整備されている。写真では見えないが橋の両端にはコンビにがそれぞれあった。

珍島タワーを正面から見たところ。

入場料(展望料)は1000W(約100円)と安い。

珍島タワー内お土産もの屋。珍島の特産品を主に扱っていた。珍島産の海苔とかお酒(色が赤い)とか海産物の乾物とか。あと生姜の飴?みたいのも売っていた。

展示スペースでは珍島の歴史を扱っていた。伝統文化、珍島の海割れ、珍島犬など。

1Fにはチケットカウンター以外におみやげ物屋、展示スペース、トイレなどがあった。

最初にも書いたが、天童よしみの歌でも有名な「珍島の海割れ」を紹介したパネル。
この海割れの時には国内外から人が押し寄せるためかなりの賑わいになるらしい。

タワーの案内板。7階が展望デッキで途中がカフェとかになっている。日本人とかほぼ来なさそうな場所にあるがしっかりと日本語表記もなされているのが嬉しい。

展望デッキまではエレベーターで上がった。エレベーターかごの背面はガラスばりになっていて、上昇中にも風景をちらと見ることが出来る。

展望デッキの様子。午前の早い時間帯だったので人影が殆どないが、少しの時間の後にはもうかなりの人が駐車場にあつまってきていたので、この地方では結構な人気のスポットなのだろう。

展望デッキからの風景。周囲にめぼしい建物が無いため、どの方向をみても同じような風景に感じられてしまうのは少し残念だが、韓国の日本海側の海岸線の入り組んだ地形を感じることはできるだろう。

帰りは階段を使って帰る。7階からなので結構歩いた。途中カフェのところを覗き見たがまだ営業はしてなかったようだ。時間としては午前10時くらいだったはず。

2階にはまたもや展示スペースが。こちらは鳴梁海戦の記念館で、韓国の大好きな李舜臣将軍のうんたら、というやつ。

帰りの駐車場に戻ると来た時はスカスカだったのが、ほぼ満車に近いくらいまで車で埋まっていた。この日は日曜ということもあり人足が向かったのだろう。そこそこ混み合いそうなので訪れる場合は開場に近い時間の方が快適だろう。