松見公園展望塔 (つくば市)

(2017/09/10)

茨城県つくば市の松見公園にある展望塔で別名栓抜塔と呼ばれて地元では親しまれているらしい。高さは45mだが、周囲にそれほど高い建物がないのでそこそこ見晴らしの良い展望デッキでもあった。

ゲート式の駐車場。1時間までは100円。訪れたのは日曜日だがそこそこの入りだった。

チケット購買所、大人100円、子供50円と良心的。団体2割引とあるが、この塔に20人同時に登るのはかなりキツイと思う。

チケット売り場の横の売店。ここで公園の池にいる鯉の餌などが買える。

公園駐車場は有料だが一時間100円と良心的。そこそこ車が停まっており、塔を訪れるというよりはこの松見公園に遊びにきている親子などが利用している感じだ。池には鯉が放たれていて、売店では鯉のえさがけっこう売れていた。子供たちはこれを買って鯉に餌やりをして楽しんでいる。

餌やりをするとばしゃばしゃと多くの鯉が集って来る。

公園側としては餌代がかからず小銭も入ってくる、あちこちの公園で見かけるシステムだが良く考えられた仕組みだなと思う。

チケット売り場の反対側に塔へつづく橋がある。

エレベーター内に掲載されていた公園の豆知識。展望塔の高さは45mとのこと。

売店でチケットを購入して塔へ。塔は公園の池の中に立っているように作られており、塔には短いがチケット売り場の前にある橋を渡って入るようなしつらえとなっている。塔の展望デッキへはエレベータか階段でアクセスできる。エレベーターの停止階は1階と2階そして展望階のR階。

エレベータのR階。屋上の下の階にあたり、鉄格子で囲われているため雰囲気が今一。

R階から階段を上がってゆくと屋外の展望デッキに登ることができる。

一番上の屋外展望デッキ。左右に階段の出口を配置した長方形の作りとなっていて、落下防止の柵はあるものの360度のパノラマを楽しむことができる。

展望階はR階となっているが、ここから階段で上がったところが頂上階となっていて露天の展望デッキとなっている。エレベーターで昇った最初の階は格子に囲まれたような感じのデッキでなにかもの悲しい。ここは大変でも一つ(2階分か)のデッキにのぼり露天の空の下の展望を楽しもう。雨の日は最悪だろうけど、天気の良い日に屋外の展望デッキというのは本当に気持ちがいい。
周辺には同じくらいの高さの建物もちらほらあるが、おおむね低層階の建造物が多いので遠くまでぬける見晴らしを楽しむことができる。

北東方面の眺め。左のグラウンドはつくば市立吾妻中学校のもの。クリックすると大画像がひらきます。

南方面のパノラマ。中央付近の緑のグランドは筑波学院大学のもの。そのグランドの奥にロケットと丸いドームが見えるのはつくばエキスポセンター。クリックすると大画像がひらきます。

左駐車場の右横は天久保大学通り商店街。中央のヘリポートが備えられた建物は筑波メディカルセンター病院。クリックすると大画像がひらきます。

展望塔から見下ろす風景

北東方面を見下ろしたところ。公園の駐車場がそこそこ埋まっている。上から見るとラーメン・餃子の大成軒の赤い看板がやけに目立つ。

公園の池を見下ろしたところ。2017年の6月くらいから鯉の大量死があったらしいが、原因は吸血性の寄生虫が原因だったらしく、薬剤をまいて対処したらしい。子供たちが多く遊んでいるだけに急ぎの対処がなされたのだろう。

 

タワーを下から見上げたところ。コンクリートの無骨なフォルムだ。