茨城県庁舎(水戸市)

(2017/09/10)

茨城県庁舎の最上階にもセオリーどおり展望ロビーが設けられている。平日はもちろんのこと土日の閉庁日にも訪れることができるので他県の県庁舎展望ロビー同様、休みの日にもかかわらずそこそこ訪れる人がいる。

茨城県庁駐車場。天井が高いので殆どの車は駐車可能。

県庁正面。訪れたのが閉庁日のため、展望ロビーの開放時間がでかでかと掲示されていた。午後8時なので晩めに訪れれば水戸市内の夜景を楽しむこともできる。

県庁舎のフロア紹介。最上階の25階が展望ロビーとして設定されている。

県庁正面玄関を入ったところ。エスカレーターで2階に上ってからエレベーターへ。

エレベーターホール。手前のエレベーターは土日祝日の閉庁日は停止しており、一番奥の展望ロビー階直通のエレベーターだけが稼動している。

茨城県庁は県庁南大通りから入ってゆくと無料の来庁者用の駐車場が完備されている。天井も高めなので大型の車でも入ることができる。車を停め、県庁正面玄関から中へ。1階から一度2階へエスカレーターで上がり、展望ロビー専用エレベーターで展望ロビーのある25階へ。

エレベーターで上昇中に背面から外を撮ったもの。

県庁舎の中央部分は巨大な吹き抜けとなっている。上から見下ろすとこれはこれで迫力がある。

展望ロビーの25階に併設されたカフェ。オリジナルメニューが納豆焼きカレーやら納豆パフェやらと納豆押しが激しく、他県の人間からすると少々引いてしまうものがある。だが納豆愛はヒシヒシと伝わってくる。

写真のように広い展望ロビーは北側と南側に2箇所あり、東は小さめで西はエレベーターホールやトイレなどになっている。広々としているのでゆっくりと時間を過ごす人がそこかしこに見られた。

24階部分の一部は空洞のようになっているため、25階展望ロビーの北と南は空中回廊のような構造になっている。

エレベーターは背面ガラス張りとなっていて上昇中に外を眺めることができる。展望階だが、東西南北のうち、西側だけはエレベーター配置となっているため展望窓が狭めとなっている。展望ガラスが開けているのは北側と南側で、壁のほぼ全面がガラス面となっているので大パノラマを楽しむことができる。

展望階にはフリースペースのテーブル、椅子等以外に自販機とカフェがある。カフェは閉庁日は営業していないのだが、開店時は茨城の名産を使った納豆パフェなど、他県の人間からすると一瞬まゆを顰めそうな商品がラインナップされていて、県庁の冒険心を垣間見せてくれる。

西の展望案内。西はエレベーターホールがあるため見晴らしが制限されてしまう。

東の展望案内。

北ロビーは横に大きくガラスがはってあるため案内板も2つ

北の展望パノラマ。北側に国道50号が通っているので建物の密集度も高くなっている。クリックすると大画像がひらきます。

 

南も北と同じく横に広いガラスとなっているので案内板が2つある。

南側展望のパノラマ。北側とくらべるとだいぶ建物疎らに見える。クリックすると大画像がひらきます。

 

北側の展望は国道50号沿いの街並を俯瞰で見渡せるため、北ロビーの方が見ごたえはあるかもしれない。東展望から海へは距離があるため残念ながら海を見渡せるようにはなっていない。目を凝らせば大洗マリンタワーや原子力研究所などが見られるのでその先が海だというのはわかる。

南ロビーから県庁正面の入り口とローターリー部分を見下ろしたところ。右の大きな建物は茨城警察本部ビル。