はちたま (東京都港区)

(2017/10/20)

港区お台場のランドマークともいえるフジテレビ本社屋に設置された球体型展望台が「はちたま」。25階位置の高さにあり、アクセスには社屋前のエスカレーターから一度7階にのぼりそこからチケットを購入しエレベーターでアクセスすることになる。フジテレビがお台場に移転したすぐの頃はお台場も開発がまだまだの状況で、周囲に高層建築物がなく見晴らしもよかったが、現在では大型の建築物が続々と出現していて、見ごたえがある一方見晴らしが悪くもなってきている。

社屋前のエスカレーターは途中踊り場があるが、7階の中屋上までいっきにのぼってゆく。エスカレーターはドーム型となっている。この日は平日だったため人影もまばらだった。

チケットカウンターのとなりに展望台入り口となるエレベーターが。

上を見ると球体状の展望台がみえる。がらんどうのような作りで、横幅の大きさの割には容積率はそれほどでもないのかなとも思える。

エスカレーターをおりた処にある展望台の案内版。フロアごとのテナント紹介が書いてある。コンテンツ系のショップがやはり多い。

エスカレーターで登りきると7階部分に出ることになる。広い中屋上階となっていて、奥にチケットカウンターと展望台へのエレベーターが見える。この場所から上を仰ぎ見ると展望台「はちたま」が球体状なのがよくわかる。フジテレビの8と球体のたまが合わさって「はちたま」か。犬の名前みたいだ。

ドーム状のフロアのため天井が高い。

フロア中央には卓球台が並べられており、映画「ミックス」のPRブースだというのがわかる。時期によりここのPR内容は変わるのであろう。

同じくPRブース。

フロアにはおみやげ物ショップ「はちたまショップ」も設けられている。殆どがテレビコンテンツの商品だが、はちたまをモチーフとした商品も一部おいてあった。

おみやげ物の数々。こすると消えるボールペンって・・・なんでここでフリクションなんだ?

チケットカウンターで購入したチケットはエレベーターに乗る前に係員に見せるが、エレベーターで登ったら展望台の前でまた見せることになる。半券はなくさないようにしないといけない。展望台内はドーム状となっていて球体の上半分部分に出たことがわかる。フロアの中央には「ミックス」という映画のPRブースが設けられていた。

このフロアからの見晴らしは南側がエレベーターフロア側になっているので、展望は北側のパノラマがメインとなっている。下を見るとアクアシティーの屋上駐車場を見下ろすことができる。

西側の展望もフジテレビの社屋自体によって視界がさえぎられている。東側はショップによって同じく遮られてしまっているため、展望台としては160度ビューというところだろうか。

写真だと奥に。エレベーターを降りて右手にトイレはある。

一応展望台にはおトイレもあるのでゆっくりと観覧をすることも可能だ。

展望台から北東側の見晴らし。右側にフジテレビ社屋が写りこんでくる。そのすぐ横に小さくだが東京スカイツリーが見える。

展望台から北西側の見晴らし

展望台からは東京タワー、スカイツリーなどのシンボルタワーを見ることができるが、両方ともビルの中に埋もれたように見える。お台場側からみるとやはり途中に高層ビルが多いためなのだろう。

25階から24階におりる階段。

24階の「めざまスカイ」の収録スタジオを見学することができる。といっても見てない人からするとなんの感慨もわかないものだ。

帰りは25階から下の24階へ降りてそこから帰ることになる。降りてすぐにフジテレビの番組「めざまスカイ」の収録スタジオを見学することができる。といっても収録中のものではないのだが。

24階フロアから南側を展望。手前にダイバーシティ東京オフィスタワーが見える。その奥には凱旋門型のビル、テレコムタワービルが見えている。

24階 帰りのフロア。

帰りのエレベーターは後ろがガラス張りだった。

このフロアからエレベーターでまた7階部分へ降りる。フジテレビ展望台「はちたま」の見学ルートでした。