釜山-慶州 日帰り旅行(1)

(2017/10/28)

金曜夜に釜山入りして土日を使って短めの韓国旅行にでた。釜山から世界遺産の町、慶州へ。
慶州へ向かうには公共交通機関ではバスと鉄道、そして高速鉄道(KTX)の3パターンがあるが、宿泊を釜山駅近くの東横インにしていたので釜山駅からのKTXで慶州へ向かう。

KTX車両内の様子。座席は新幹線よりゆとりがあるが、その分最大乗客数が少なくなりそう。

KTXは日本でいえば新幹線にあたり、釜山-慶州間をだいたい40分くらいでつないでいる。釜山駅の2Fチケットカウンターで当日チケットを購入。1人11000W(日本円で1100円くらい)。韓国は改札がないので、チケットを持ってそのまま車内へ。チケットには指定車両・座席が書いてあるのでそこに向かう。時々関係ない人が座っていたりするが、勝手に席を移動する人がいるのでちゃんと指摘して指定の座席に座る。たまに車掌がまわって来るのでチケットはいつでも確認できるところに用意しておくとよい。ちゃんと指定席に座っていれば指摘されることはない。

 

新慶州駅の駅舎。近代的でかなり大きい建物。駅前の敷地もかなり広い。

新慶州駅の前の広場にある石室。こういう歴史的な史跡が慶州の街のなかあちこちにある。

慶州には新慶州駅と慶州駅があるが、街中の慶州駅は在来線の駅で、KTXが停まる新慶州駅は郊外にあり、市街地からはけっこう離れている。そこでバスで慶州市街地まで出る。韓国のバスは乗るときに前払い。区間一律料金で座席バスと一般バスがあり、座席バスの方が若干高い。といってもそれでも1700w、日本円で170円くらいなので来たバスに乗って移動しよう。バスは路線によって番号分けがなされており、バスの前に表示された番号を見ればどこの目的地なのか一目瞭然なのでハングルが分からなくても簡単に利用できる。

新慶州駅から市街地へ。この時はまだ人が少なくてよかったのだが。

慶州駅から世界遺産の仏国寺までは20キロくらいあるらしく、タクシーかバスでのアクセスとなる。安いのはバスなので当然バスを待つが、仏国寺行きのバスとしては10番11番700番を利用することになるが、これが全部満員で乗れないくらい。土日は生活路線も兼ねていることもあり、バスは満員でバス停も待つ人がかなり多かった。そこでバスは諦めてタクシーに切り替え。慶州駅からタクシーで約22000w。タクシーの方が色々楽だが、慶州はタクシーでツアーセットの料金があるらしく、仏国寺や石屈庵などの見所をまわって9万wとかのセット金額を勧めてくるので、それがちょっと辟易する。商売熱心なのはわかるのだが・・・

慶州駅舎。前の広場はロータリーではないようだ。

慶州駅は新慶州駅と違って歴史を感じさせる古い作りの建物。駅の中にインフォメーションセンターと書かれていたが、現在ではツーリストインフォメーションは駅の外の大通りに面したところに移動しているらしい。

奥の建物の中が市場、手前のテントは市場に入りきらないおばちゃんたちが野菜やらなにやらを売っている。

駅の前は城東市場という市場で食料品をメインで取り扱っているようだ。この市場は外の歩道にまではみ出していて、おばちゃんたちがテントを張って、そこで家で採れたような野菜やらを売っていたのが印象的だった。

ご飯もおかずもおかわり自由だったようだ。これで600円くらい。

おかずの種類は15~20種類くらい。日本ではポテトサラダからO157とかの件があってこういうオープンなバイキング式のが駄目な人も多いかもしれない。味はやはり韓国で辛い味付けのものが多かったが全体的に美味しくいただくことができた。

市場の中に食堂があり、そこでお昼。6000w(日本円で600円くらい)ごはん、味噌汁、そして目の前の惣菜をご自由にどうぞ、という仕組みで、この方式の食堂がいくつもあった。

 

新慶州駅

慶州駅