BIFC (韓国 釜山)

(2017/11/25)

釜山市南区に2014年に完成したビルで高さは289m、地上63階、地下4階の高層ビル。すぐ横は釜山銀行本店のビルがあり、最寄り駅は「国際金融センター・釜山銀行駅」となる。展望エリアは最上階の63階となっており、2015年4月25日に一般公開をされ、評判が良かったらしく2016年4月まで期間を延長し、その後も2017年2月、2017年6月、2017年9月へと順次期間が延長になり、2017年11月に訪れた際には2017年の年末まで期間が延長となっているらしい。もし訪れる場合はfacebookで告知を見て閉鎖になっていないかを確認しておいた方が良いかもしれない。もともとはテナントが入るまでの措置だったらしく、このフロアが展望フロアとして供される事が永続的ではない可能性があるからだ。
展望フロアへは無料で、土曜の午後2時から9時までが開放時間となっているらしい。
タイトルのBIFCはBusan International Finance Center の略で、ビルの最上階付近に設置されたビル看板もBIFCとなっている。

BIFCモールの西口から入る。電気はこうこうと点いていたが・・・

テナントのパネルを見るとあまり埋まっていないような印象を受ける。しかもこの時間は19:00頃。閉店にはまだ早い時間の気がするが・・・訪れたのが土曜日なので、オフィス需要がないため閉店が早いのだろうか?

自分はレンタカーでのアクセスなので、ビルの南側から西にまわり、駐車場へとアクセスしたが、電車でなら最寄の国際金融センター・釜山銀行駅でのアクセスとなるだろう。自分が訪れた時はPM19:00過ぎで11月ということもあり辺りは真っ暗となってしまっていた。BIFCにはすぐ横のBIFC Mallと続きとなっているのでモールからアクセスができる。さて、このBIFCモールだが、訪れた19:00時の段階で殆どのお店が閉店していた。大丈夫かな、このモール?

展望フロアへはエレベーター1本となる。乗り場はビル1階からとなり、ロビーの西側にて名前と電話番号を記載して受付をする必要がある。訪れたのは19:00過ぎのためそれほど人はいなかったが、夕焼けくらいの時間帯は人気らしく、かなりの行列を覚悟しないといけないらしい。

エレベーターに乗る際は写真の通路途中にいるエレベーターガールのお姉さんが必ず添乗する。他の階に行かれないためだろう。63階以外は誰でも入れるわけではないからだ。

エレベーター内の表記で600m/minの表記。確かに速い。63階まで1分ほどで着いてしまう。

受付を済ませてゲートをくぐるとエレベーターで展望フロアの63階へ。このエレベーターは高速らしく、帰りは600m/分となっていた。上昇の時耳がキーンとなった。気圧の変化が弱い人は耳が痛くなるかもしれない。

展望フロア63階の様子。見たとおりがら~んとしている。暗いからよく判らないが、非常に多くの人が夜景を楽しんでいた。椅子に座って長居をする人も多数いるようだ。

展望フロアの63階は、ほんとうにテナントが入っていないフロアという様子だ。特にインテリアもなく、望遠鏡もなし。組み立て椅子がいくつもあり、訪れた人が思い思いに椅子を好きなところに持っていってゆっくり時間をすごしているという雰囲気だった。テナントが入らなかったので展望フロアにしたという話も頷けるところではあるが、中途階が空きフロアならわかるが、最上階が空きフロアのままってのは、そんな事があるのかな?という感じだ。

青い光を放つ建物が釜山銀行本店。その右奥の黄色っぽいひかり大きい建物はemart。釜山銀行本店は下から見るとかなり大きい建物だが、それよりもBIFCの方が遥かに高いことがわかる。

東側を見る。山のうえに建つイルミネーションの塔はテレビ塔だが、展望施設はないらしい。

西面方面の眺め。光の強さが市街地の賑わいを示しているようだ。

 

 

BIFC