太和江展望台 (韓国 蔚山)

(2017/11/25)

蔚山市内を流れる太和江の川岸に立小型の展望塔。対岸は太和江公園だが、この展望台からは手前の竹林で展望が遮られていた。河岸の遊歩道の途中にあり、塔の足元には対岸への渡し舟の乗り場がある。

太和江展望台の駐車場

太和江展望台の駐車場。結構な広さがある。駐車場にはトイレもある。展望塔の駐車場でもあるが、川岸の遊歩道に散歩に来ている人が停めているようだった。

駐車場がちゃんと用意されているが、駐車場の入り口の両脇はガソリンスタンドとなっていて、カーブのふくらみの部分ということもあり、駐車場から入るときも出るときも十分に注意しなくてはいけない。けっこうなスピードで車が飛ばしているからだ。

太和江展望台

駐車場から展望塔を見る。竹に遮られてよくわからないが、塔は同じ高さの位置にあるのではなく、川岸に下りた低い位置に建築されている。

太和江展望台

駐車場からはこの橋を渡って塔に入る。

駐車場から橋を渡って塔の内部に入ると1階にあたる。受付とエレベーターがあり、またここも外のテラスに出られるようになっている。1階部分だが、川岸の塔の立地部分からは結構な高さがあり、1階とはいえ実質的には3階くらいの高さがすでにこの部分である。

エレベーターから上がり2階は機械室のため降りることはできない。3階は韓国の塔にありがちなカフェフロア。ここは興味ないので降りなかった。4階部分が展望フロアとなっていて、エレベーターホールから外の展望テラスに出ることができる。

展望塔によくある、下が見える床。この塔の場合は下が川の水面。なのであまり怖くない。

太和江展望台

展望フロアの様子。双眼鏡などもある。

展望フロアから渡し船が移動する様子。いかだのような船で、川をまたぐようにロープが張られており、手漕ぎの機械をジャッキの様にこぐことでロープを伝って前に進むらしい。ちょこちょこ乗る人がいるようだ。

この展望塔はエレベーターを出て前(北側)を太和江が流れていてその対岸が竹林、後ろ側は山がそびえたっている。両脇が抜ける展望となっているが、市街地にはこの塔からは少々遠く、お世辞にも良い展望の塔とは言えそうにない。川を見下ろすと渡し舟が川を渡っている様子を見ることができるが、これを眺めるための展望塔といってもよいかもしれない。
高さの表記はなかったが、目測では4階の展望フロア床の高さはおそらく20mは超えているだろう。これまでで言った韓国の展望塔としては最もマニアックな存在なのかもしれない。韓国のウェブをあさってもそれほど情報もでてこないしね。

展望フロアからのパノラマ。正面は太和江公園。正面を川が流れているのがわかる。背後は山だ。

右側の駐車場から渡し橋が出ているフロアが1階にあたる。その1階より下の基部だけでそれなりの高さがある。

 

太和江展望台

ハングルの看板があるフロアが3階のカフェフロア。意外と風景を楽しんでいる人がいた。

塔の基部。小さな売店のようなものは渡し守の詰め所なのか?右側が渡し舟の乗り場になっている。

 

太和江展望台