モナス (インドネシア ジャカルタ)

(2018/01/03)

年末年始は噴火の恐れにも関わらずバリだったが、その経由地としてジャカルタで降機したのでインドネシアで唯一?の展望デッキをそなえたタワーであるモナスに向かった。結論から言うと未登となってしまったが、その顛末も記載したい。

ジャカルタは1/2に到着してその日はガンダリアシティのシェラトンに宿泊。翌日はエアポート内のトランジットホテルに移動するので1/3にシェラトンをチェックアウトしてからガイドとともにモナスへと向かった。
モナスは国立記念碑、モニュメント・ナショナル の略で、ムルデカ広場というだだっ広い公園の敷地の中央にたつ。

ジャカルタは移動は殆どタクシー頼み。公共の交通機関は旅行者にはかなり難易度が高く、質も悪いらしい。そんな中でタクシーは安く、ブルーバードタクシーであればほぼメーターでちゃんと走ってくれるので安心ということもあり、どうしても移動はタクシーになる。
宿泊したガンダリアシティからは30分くらいかかった。ジャカルタは世界最悪と言われるほどの渋滞で、特に夕方などはひたすら時間がかかりまくる。

自分たちは3時頃にムルデカ広場に着いた。広い駐車場ががあるので、ガイドの運転手は駐車場で待機。そこから少し歩くと入り口近くまで走る公園内バス?の発着場がある。ここで待っているとカートみたいなのが来てモナスの入り口近くまでのっけてくれる。
が、このカートがなかなか来ない。写真みてもわかるように結構人も待っているので順番もなかなか遅い。入り口まではこのカートに乗らなくても歩いていけるので、日射に気をつけて歩いていってしまった方がよいかもしれない。このカート、入場のカードみたいのがないと乗ることができないので注意。

モナスの台座みたいな部分に入り口のようなものが見えるが、ここから入れるわけではない。

後ろの建物から一旦地下におりて・・・

地下のトンネルを抜けてモナスの地下に出るという造りになっている。入場券は地下にもぐったところにカウンターがあるのでそこで購入。

入り口はモナスの根元から直接入れるのではなく、背後側のところから地下にはいって、トンネルを抜けてモナスの地下に出るという不思議なつくりになっている。

壁に埋め込まれた展示ケースにインドネシアの歴史が紹介されている。

モナスの地下はインドネシアのストーリーを紹介する展示館のような造りとなっている。インドネシアの神話の時代から現代までを人形などを交えたジオラマで紹介しており、それが壁を一周するように展示されている。ここを出ればモナスの台座部分に出られる。

待っている人たちも床にすわってお弁当を食べながら待っていたりする。

さて、これでモナスの台座の部分にまで出たのだが、ここからが大問題だった。というのも、写真のとおり、モナスに入場したい観光客でごった返していて、待っても入れるのに2時間以上かかるんじゃないか、とのこと。ジャカルタの高温多湿な気候ともあいまってディズニーランドのアトラクションよりも凶悪なしつらえになってしまっている。

モナスの台座のテラスから、すぐ横のモスクがよく見える。

左側に見えるドーム状のものがイスティクラルと呼ばれる巨大なモスク。尖塔もモスクの施設だ。

前日ガイドさんが案内した旅行客はAM8:00に来てそれでも30分ほど待ったらしい。これは無理だ、ということで題材の上の展望デッキまでで諦めてモナスを後にすることに。
モナスの展望デッキまで上がるなら、早い時間に行くことと並ぶ覚悟が必要ということだ。