マイナー仮想通貨を掘ろう (STRAKS)

(2018/03/16)

またまたマイナー仮想通貨(暗号通貨)を掘ります。
今回は「STRAKS」。(3月16日現在)時価総額ランキングでいうと650位くらいの超草通貨。時価総額が2億5千万円くらいで現在の発行数でいうと250万STAKくらいになっている。

 

一日の取扱高も1BTC程度。
取扱はクリプトビレッジストックス・エクスチェンジ
なんでこんなマイナーをと思うが、やはりこういう聞いたことがないようなやつを掘るほうが好奇心も満たされる・・・

マイニングの手順は以下のとおり。
1.ウォレット(受け取りアドレス)の用意
2.マイニングプールへの登録
3.マイナーソフトの用意

STRAKSの承認アルゴリズムはLyra2rev2、モナコインと同じでGPUマイニングが可能なので敷居を低く感じる向きもあるかもしれないが、そこは超草コイン。プール次第では自分以外誰も掘っていなくてソロマイニング状態、何てこともあるので注意。

先に断っておくが、STRAKS は2017年12月初の頃はGTX1080tiで$18/日という超高収益の頃があったらしいが、3月現在では電気代的にマイナスになるくらいなのでそのつもりで見ていただければと思う。

1.ウォレット(受け取りアドレス)の用意

まずは受け取り用のアドレスを用意する。公式からアプリ版ウォレットを用意するか、取引所の入金アドレスを直接指定してしまうかの方法がある。
公式ホームページからウォレットをダウンロードしよう。ダウンロードはページ中盤にあるので、自分の環境にあったソフトをダウンロードする。ここではWindows版をダウンロードして起動すればよい。

起動したあと、ブロックチェーンの読み込みにじばらくかかるので、完了まで気長に待つ。読み込みが終わるとウィンドウ右下にチェックマークがでる。受け取りアドレスは「Receive」から「支払いをリクエストする」を選択すれば受け取り用のアドレスとQRコードが表示される。次にマイニングプールの設定をしてゆく。

2.マイニングプールへの登録

次にマイニングプールへの登録及び設定を行う。ここではやりやすさを考えて「suprnova.cc」で説明を進めてゆく。

登録は左の「Other」から「Sign Up」へ進みユーザー登録を行う。次に「My Account」の「My Workers」からワーカーを登録。「Add New Worker」から任意のワーカー名とパスワードを入れてあげればよい。ここではuserとpasswordをそれぞれ入力したとする。これでプール側の基本設定が終了。

3.マイナーソフトの用意

次にマイナーソフトを用意する。左の「Help」の項目から「Getting Start」を確認する。手順が記載されているが、そこの2.Download Miner からRadeon系ならAMDのリンク先へ、Geforce系ならNvidiaのリンク先へ行き、それぞれ該当のものをダウンロードする。私はGeforce系だったのでNvidia対応をダウンロードソフトはccminerになる。あとは「Start.bat」を作成してそれをコマンドプロンプトから実行しよう。
(AMD系ならsgminerになる。)

 

ccminer.exe -a lyra2v2 -o stratum+tcp://stak.suprnova.cc:7706 -u Weblogin.user -p password

上記がstart.batの記載サンプルになる。Webloginの部分はプールに登録した際のユーザー名になり、その後のuser部分とpasswordがワーカー登録で登録したワーカー名とワーカーパスワードに該当する。

さて・・・

一応これでマイニングが開始できたと思うが、気になるのはこのstraksのマイニング収益性なのだが・・・

当方の環境は
CPU RYZEN7 2400
Mem 4GB
OS Win10
Geforce GTX 1060 3G (玄人志向) 2台

となっている。これで一日100円分も掘ることができない・・・
3月16日現在では掘れば掘るだけ赤字になる。

ちなみにGeforce 1060 3G の一枚当たりのハッシュレートだが、だいたい21.5MH/s くらい。当方の環境だと2枚稼動なので43 MH/s といったところだ。ここで左の「Statistics」から「Pool」を見てみる。現在のマイニングプールの採掘状況を見ることが出来る。
この日の場合、「CONTRIBUTOR HASHRATES」の項目を見るとトップが「1,676,559」となっていた。私のは「40,561」であった。これを見ると42倍くらいの差がある。つまりトップクラスのハッシュレートを叩き出すためには、はおおよそだが GTX1060 でいうと80枚くらいの数でやらないといけないということになる。
トップのこのハッシュレートで約36 STAK/1日の目論見表記がなされている。この日のレートでいうと1STAKが100円くらいだから3600円くらい・・・低っ!!!

GTX1060が80枚くらいあれば0.1ETH/1日くらい掘れてゆくはずだ。むむむ・・・
STRAKS 掘るならETH掘った方が何ぼかマシだわ。