ロッテセンターハノイ (ベトナム ハノイ)

(2018/08/11)

ベトナムの首都といえばホーチミンではなくハノイ。そのハノイの摩天楼となるとこのロッテセンターハノイとなる。ここより高層のビルとなるとおなじく韓国系の京南ハノイランドマークタワーがあるが、こちらのオブサベーションデッキは残念ながら2018年8月時点では閉鎖となってしまっているようで、実質ハノイの街並みを俯瞰できる展望デッキというとこのロッテセンターハノイが唯一となってしまったようだ。

ロッテセンターは観光の拠点としては旧市街地から少々離れているため不便かもしれないが、ここの中で全てが揃うというのは非常に便利だ。旧市街地からはタクシーで10分程度だが、このビルの中にはスーパーマーケット、デパート、ホテルが入居しており、オフィス部分、レジデンス部分もあるという超ハイブリッドな高層ビルになっている。ここで有名なのはルーフトップのトップオブハノイだが、私の目的は65階にある商業展望デッキの方だ。

オブサベーションデッキへのアクセスは少々分かりにくい。まずロッテデパートのB1に降りる。エスカレーター前がロッテマートになっているが、それを正面にして右手に進んでゆくと右手に入り口が現われる。このハートの意匠は韓国でよく見るが、これをみるとロッテが韓国資本だなとあらためて思ってしまう。

入り口を進んでチケットを購入。2018年8月時点では大人1人23万ベトナムドン。ベトナムドンは単位が大きく貨幣感覚が鈍ってしまうが、(2018年8月時点のレートで)日本円に200倍するのがおおよそのレートだ。23万ベトナムドンは日本円で1150円くらい。ベトナムではタクシー初乗りが50円程度なので、この入場券が現地の感覚からするとどれだけ高いかがうかがい知れる。実際デッキにのぼると韓国系の観光客ばっかりだったような気がする。

エレベーター内の表記。オブサベーションデッキの65階が267メートルの位置にあることを示している。

不思議な雰囲気のエレベーターホールからお約束の高速エレベーターで展望デッキへ移動。デッキフロアはかなり広く、窓も大きく開放的にとられているので、ハノイの市街を360度あますことなく俯瞰することができる。ハノイにはここより高いビルが前述の京南ハノイランドマークタワーしかないため遠くまで視界がひらけている。残根なのはハノイは人口密集度が高くバイクなどからでる排気ガスなどで大気が若干くすんで見えることで、空気の澄んだ日であればより素晴らしい風景だったろうと思えることだ。

奥に西湖がひろがっているのが見える。

中央より左よりに一際高い建物があるが、それが京南ハノイランドマークタワー。このロッテセンタービルよりも高い、2018現在ベトナムでもっとも高い建築物になっている。

 

オブサベーションデッキ内のカフェ。ここでドリンクを買ってゆっくり風景を楽しむ人が多かったようだ。

ショップにはセンターをあしらったグッズが多く用意されていた。

もちろんデッキにはショップも併設されているので、センターのグッズを買うのもよいかもしれない。
帰りはB1に戻ってから出口から出るが、何故かロッテリア横にでてくるのもロッテらしいといえばロッテらしい。

ロッテセンターハノイ