(2015/09/20-24)
マカオには22の歴史的建築物と8カ所の広場を含む「マカオ歴史市街地区」という世界遺産がある。これはそれぞれの距離がそれほど離れていないことから一日で回れる世界遺産としてもよく目にすることがある。まあ実際は一日で全部となると結構大変なんだけど、この機会にということで全部ではないがまわれるだけまわってみた。
1.セドナ広場
マカオ観光の拠点ともいえるセドナ広場。ここはいつも人がいっぱいいる。世界遺産を全部まわるという趣旨であれば「媽閣廟」から動いていくのがロスがないのだろうけど、タクシーの関係で今回はここを起点にスタート。
2.民政総署ビル
セドナ広場から道路を挟んで反対側に位置する建物。1584年に建築後、何度かの改築を繰り返しているとのこと。中庭にはポルトガルの詩人ルイス・カモンエスと作家のジョアン・デ・デウスの胸像がある。上の写真では他の観光客に隠れちゃってる。
3.聖オーガスティン広場
民政総署右手の路地をどんどん進んでいって、途中のY字路は左を進んでいくと広場にでるので、そこがこの聖オーガスティン広場。行ってみると、ん?どこなの?これ?みたいな感じ。
4.ロバート・ホー・トン図書館
このオーガスティン広場のところにロバート・ホー・トン図書館がある。中に入れるらしいけど、近年は新棟ができてマカオ最大の図書館になったらしい。黄色の壁にアーチが目印。
5.聖オーガスティン教会
さらに図書館の斜め前にこの聖オーガスティン教会。スペインから来たオーガスティン派の修道士たちが建てた教会で、現在の建物は1874年に再建されたものらしい。聖オーガスティン広場からは一気に3つの世界遺産が目視できる。
6.ドン・ペドロ5世劇場
うすいグリーンの壁の色が特徴の劇場。この日、中を見たらピアノの公演の準備をしていたところだった。まだ現役で使用されている劇場だ。名前のドン・ペドロ5世はポルトガルの国王(在位1853年 – 1861年)。
7.聖ヨセフ修道院及び聖堂
ドン・ペドロ5世劇場から次が分かりにくいのでよく地図を見ながらいく必要がある。上の3枚の写真のうち、一番上が入り口の写真。これを見逃してしまうと、通り過ぎてしまう。この門をくぐると2枚目の階段があり、そこを上ったところが聖ヨセフ修道院及び聖堂だ。
8.聖ローレンス教会
聖ヨセフ修道院から進んでいくと次が聖ローレンス教会。ヨセフ修道院側から行くと最初に見えるのは上の写真2枚目の門で、階段を上がって門をくぐると3枚目の写真の風景が見えると思う。しかしこれは裏手側なのでぐるっと回ると1枚目の写真の正面に出るようになる。
9.鄭家屋敷
ローレンスからずいずい進んでいくと鄭家屋敷がある。入り口は進んできた通りかを横に曲がったところにあるので通り過ぎに注意。道沿いに進んできたのに通り過ぎちゃったという場合は少しもどって路地に入ってみよう。中に入れるが入場料が必要だったかな。中に入ると路地からは想像できない大きな屋敷で、資料館のようになっていた。
10.リラウ広場
鄭家屋敷から少しいくとリラウ広場。あまり広くない広場で、これが世界遺産?と思うような感じ。でも立て看板が世界遺産ですよということを物語っている。
11.港務局ビル
もともとは兵士の宿舎として使われていた建物で、現在は港務局が入っているのでこの名前になった。
12.バラ広場
13.媽閣廟
港務局ビルの横の道をどんどん進んでゆく。そうすると広場にでるので、広場がバラ広場、その横にあるのが媽閣廟だ。セドナ広場から南西にひろがっている世界遺産はここが南西端となる。バラ広場と媽閣廟を見たら折り返してゆく。
まずはセドナ広場まで一気に戻る。
14.三街会館(関帝廟)
今度はセドナ広場を民政総署と反対側の北西側通路に入る。関帝廟までは凄い近いのだけど、前に停車とかされると、対象が小さいため見過ごしてしまう。どこだどこだとすこしウロウロするが何とか見つけられた。これ、見過ごしちゃうよね。
15.仁慈堂
セドナ広場の方に戻ると目に入ってくるのが仁慈堂。この建物は現在は公証役場として使用されているとのこと。
16.カテドラル(大堂)
17.大堂広場
仁慈堂右手の通路を進んで左折し進むと大堂広場に出る。そしてその広場の前にあるのがカテドラル。
18.盧家屋敷
大堂広場から下っていく途中に盧家屋敷がある。もうふつうの民家にまぎれているので通り過ぎる可能性大!
19.聖ドミニコ教会
20.聖ドミニコ広場
とうとう出てしまった。写真は聖ドミニコ教会。なんとこの日は補修だか修復中だか。緑のネットがかけられていて中をうかがい知ることはできない。看板だけがここを聖ドミニコ教会だと教えてくれる。聖ドミニコ広場はこの教会の前の部分の広場とのこと。
21.聖ポール天主堂跡
22.イエズス会記念広場
もうここまでくるとだいぶ疲れも溜まってくる。聖ポール天主堂跡は崩れ落ちた天主堂の一部が残る遺産だ。天主堂跡にいくためにはなだらかな階段を上りきらないといけない(横にスロープはある)。よって天主堂跡地は小高い丘の上にあることになり、ここから来た道を振り返ると遠くにはグランドリスボアが見える(写真1)。
23.ナーチャ廟
24.旧城壁
天主堂跡のすぐ横にあるのがナーチャ廟と旧城壁。写真を撮ったとおもってたんだが、どうやら撮り忘れた様だ・・・
25.モンテの砦
同じく天主堂跡からすぐいけるのがモンテの砦。小高い丘の上に築かれた砦なので上に上るのにまた体力が必要となる。
砦らしく大砲が随所に配置されている。上るのはきついが、上まで上ればマカオの町並みを望み見ることができる。
26.聖アントニオ教会
27.ルイス・カモンエス広場
28.カーサ庭園
29.プロテスタント墓地
30.ギア要塞、ギア灯台、ギア教会
さて、マカオの世界遺産30にはまだ上記5箇所が残っているが、時間もだいぶたったのでここでギブアップ。
途中、バス使った方がいい場所とか迷ったりした箇所があったりとだいぶ時間のロスをした。事前にちゃんと調べておけばそこらは回避できるので一日(あるいは午後のみ)で十分世界遺産30の全てを回りきれるだろうと思えた。
次またマカオに来たときには30フルコンプリートにチャレンジしてみようと思う。