免税手続きについて(イタリアにて)

(2017/01/03)

イタリア旅行の際に免税手続きをおこなったので、その流れを記載。

タックスフリーマーク

まず忘れてはならないのは、購入したお店でタックスリファウンドチェック(免税書類)を必ずもらわなければならない事。
これは購入ショップで清算の際にお店の人に「タックスフリー・ショッピングチェック・プリーズ」と言えば良い。まあ、だいたいは言わなくても「タックスフリー?」とかってお店の人が聞いてくれるので「イエス」とかって返しておけばよい。

お店の方からはここでパスポートを見せろと言ってくるので、購入の際にはパスポートを必ず携帯すること。パスポート本体ではなくてコピーでも大丈夫とのことだが、実物なら間違いはない。
そうするとお店の人が免税手続きの書類を作成してくれる。渡してくれるのは手続書類とレシートで、これを大体は封筒に入れて返してくれるので、必ず書類とあとレシートをセットにしておくこと。レシートを別にしておくと忘れたり無くしたりすることもあるので封筒に入れてセットにしておく方が無難。

空港でだが、免税手続きは必ずチェックインを行った後となる。というのはEU圏内の場合EUの最後に出国するところで免税手続きを行う必要があるからだ。もしイタリアで買い物してから他の国に立ち寄ってそこから帰国(経由だけで出国しない場合は含まない)の場合は最終立ち寄りの国(空港)で免税手続きを行うことになる。

私はWebチェックインを行っていたが、カウンターにて発券を終え、カウンター係員に「タックスフリー」とか言えば相手も慣れているので、一旦預かり荷物を返してくれる。預かり荷物の中に免税対象の商品がない場合はそのまま預けっぱなしでもよいが、預け荷物の中に商品が入っている場合は必ずそのケースを一旦受け取りタックスリファウンドカウンターに向かおう。タックスリファウンドカウンターでスーツケースの中を見せろと言って来る事はそうそう無いが、必ず持っていく。

Global Blue

イタリア、フィウミチーノのダ・ヴィンチ空港で、今回のターミナルはDだったが、タックスリファウンドカウンターは出発階の中央付近にある。いくつかカウンターがあるが、自分の持っている封筒のマークと同じところに並んでおけばOK。今回私の場合は「Global Blue」というやつだったのでそこに並ぶ。たいていの人はここになると思う。

タックスフリーロゴ

だいたいは「Global Blue」だが、他にもマークはあるので自分がもってる免税書類のマークをよく確認したうえで列に並ぶこと。

あとはショップで貰っていた封筒(書類およびレシート)、パスポート、航空券を見せればOK。返金の方法を聞かれるが、いくつかあるらしく、現金で、銀行口座に、銀行小切手で、クレジットカードにというのが大まかな方法らしい。だいたいはカウンターの人に「キャッシュ?クレジットカード?」とかって聞かれるので好きな方法を選ぼう。私はクレジットカードへのリファウンドをお願いしたので、返金対象となるクレジットカードをカウンターの人に渡してそれで終了。ただしクレジットカードへの手続きは為替手数料の5%が差し引かれるとのことなので注意すること。

最後に、免税手続きですが、年末年始などの混雑が予想される時は十分な時間的余裕をもって空港に行くようにしてください。
この時、空港には出発の3時間以上前に到着していたのだが、セキュリティーゲートをすませ、出国手続きが終わったのはボーディングタイムのわずか15分ほど前という事に。とになくどの地点でも行列ができていたので遅くなってしまったからだ。