ザ・パリジャン・マカオ エッフェル塔

(2017/05/04)

マカオのコタイ地区、ヴェネチアンのすぐ横にザ・パリジャン・マカオがオープン。パリのエッフェル塔へのオマージュ?としてザ・パリジャン・エッフェル塔がオープン。

ザ・パリジャンはショッピングモール・ホテルが一緒になった巨大複合リゾート施設で、建物としてはベネチアンホテルに隣接するような形になっている。ベネチアンのショッピングモールを歩いていれば案内板に「The Parisan」の文字がでてくるのでそれに沿って移動した。

パリジャンの入り口には誇らしげにエッフェル塔の模型が置いてあった。
入り口には更にエレベーターなどを乗り継ぎL5へ。


入口の横のお土産ショップはエッフェル塔の観光出口にもなっているのでここはスルー。
細い通路を通ると更に上の階に向かうエスカレーターがある。

チケット売り場はこの日はガラガラ。そもそもパリジャンがそれほど混んでいないのでこのエッフェル塔もそう混むことはないのだろう。

ザ・パリジャン・マカオ・エッフェル塔のオブサベーションデッキは大人が100マカオタパカ(=香港ドル)。現レートで1500円くらい。クレジットカードでも決済はできる。チケットを買ったらその先へ。

訪れたのは日没後だったのでまわりは暗かったが、エッフェル塔は周囲をイルミネーションで飾り付けられていたので一際目立つ構造物になっていた。

パリジャンマカオからエッフェル塔には渡し橋みたいな場所を渡っていくのだが、そこには無数の南京錠が付けられていて、どうやら南京錠に名前を書いてそれをかけると、二人の仲はなんたら・・・といようなやつらしい。こういうのそういえばソウルの南山タワーにもあった。あちこちこういうのしているんだな。塔の上層部のオブサベーションデッキに向かうには更にチケットチェックがある。

チケットを通してオブサベーションデッキへのエレベーターに乗り込む。

エレベータの四方はガラス張りになっていて、上昇中も風景が楽しめる(後方の一方はず~っと鉄板しか見えないが)。
エレベーターから見えた建物はザ・パリジャン・マカオのホテル部分。下方に見えるのはプールでホテルの設備。このプールだとエッフェル塔から丸見えとなるわけですな。

オブサベーションデッキは塔の芯を取り囲むようにぐるりと360度回り歩くことができる。デッキはガラス張りではなく金網張りなので風を感じることができるのは嬉しい。ただ、この時は日没後なので涼しい感じだったが、日中の太陽がギラギラの時はかなり過酷な環境かもしれない。

ザ・パリジャン・マカオ・ホテルを真正面から見た風景。エッフェル塔の方がホテルよりも高いことが分かる。

スタジオシティーを横から捉えた写真。こちらもでかいホテルだ。正面の八の字観覧車が有名だが、この方角からだとそれを見ることができない。

一方こちらは手前からシェラトン、コンラッド、そして奥の青い光線が無数に走っているド派手な建物がシティーオブドリーム。

写真左手がザ・パリジャンで奥に見えるのがギャラクシーホテル。右側の側面が写っているのがベネチアンホテル。
こうやって見ると、エッフェル塔からはマカオ・コタイ地区の代表的な巨大ホテルを一望にすることができる位置にあるのが分かる。

オブサベーションのデッキ部分はご覧のとおり金網で覆われており落ちたりしないような配慮がなされている。この網の目は大きめなのでその隙間を縫って写真も取れるので、こういうのはガラスで覆われたデッキよりも嬉しい。高いところの風も感じることができるし。

エッフェル塔の帰りの路地。この細い路をとおって最後はおみやげ物店を通過してエッフェル塔ルートは終わる。

やはりというべきか、エッフェル塔関連のおみやげ物が多く、上の中国語の表記がなかったらそれこそ本当にパリ・エッフェル塔の御土産物ラインナップか?と思うような陳列。
人にあげたら、どこに行ったのか?みたいな疑問がわきそうなアイテムがわんさか。

マカオの新名所!になろうとしているザ・パリジャン・エッフェル塔のレポートでした。