(2017/05/06)
香港でレンタカーの頁でも書いたが、一応香港でもサーフィンができるらしい、という情報を得たので向かってみた。
場所は大浪湾、英語名Big Wave Bay。期待高まる名前だが、いかんせん香港なので大きい波は立たないようだ。
マップを広域にしてみるとわかるが、太平洋の浪が綺麗に入ってくるような場所には見えないが、香港でサーフィンと調べると意外と情報が出てくるのが不思議。海岸沿いには幾つかの商店が立ち並び、そこではボードやラッシュガードまでレンタル可能。海パンやタオルなども売っているので手ぶらで来て遊ぶというのもできる。
アクセスは少々難儀で、ビクトリア湾側からだと、MTR柴湾線で「筲箕灣 Shau Kei Wan」駅までゆき、そこから大浪湾行きのミニバスに乗って向かうことになる。このミニバス、石澳という別のビーチに向かっているのもあるので十分に注意しないと全然ちがうところに行ってしまう。まあ、漢字で大浪湾と行き先がちゃんと書いてあるから間違わないとは思うが。
さて、肝心の波だが、各種情報は持ち上げすぎな気がする。結構波があるとか書いてるのがあるけど、まず無い。1年間通して見たわけではないが、現地の人に聞くと、普段はロングで精一杯と言っていた。確かに行った日もロングがパドリングをかましてやっと立てるか程度。まあこれだけ奥まっていると仕方ないかな、という気がする。
レパルスベイやスタンレーとかは海水浴客はいるけど全然波がたたないのでノーサーフ。他には九龍の西貢の奥地、Tai Long Wan というところもサーフィン可能でYou tubeでも映像があがっているが、ここはアクセスが非常に困難。まず車(タクシーもちらほら)で西湾亭(Sai Wan Pavillion)というところまで行き、そこから歩きで5~6キロの山道を歩いてゆく。お大臣は海からクルーザーでアクセスという手もあるだろうが。
というわけで、ほぼここが香港で現実的には唯一のサーフポイントということらしい。