昌原ソーラータワー (韓国 昌原市)

(2017/11/04)

釜山から車でおおよそ1時間ほど。昌原市の鎮海オーシャンパーク内にある高さ136メートルのタワーで外壁が太陽光発電パネルとなっていて韓国でももっとも(背が)高い発電施設なんだとか。

ソーラータワーのたつ場所が島だというのがわかる。手前は漁港になっている。

今回アクセスはレンタカーだったので高速もつかい、金海空港あたりからだいたい1時間ほどだったが、それ以外のアクセスだと近くに駅がないのでバスのアクセスになるかもしれない。旅行者には少々難易度の高い立地だ。

オーシャンパークの駐車場。4フロアあったがこれで一番入っている階。午前中とはいえがらがらすぎ。

パーク側から来た橋の方面を見たところ。

この近くは好漁場らしく、周辺には多くの釣り師がいて、タワーなど目もくれないようだった。
タワーに行く為にはまずオーシャンパークのある島に渡る必要がある。橋をわたり島の駐車場に。この日は土曜日の午前中。人気がほとんどなく、運営的に大丈夫なのかと人事ながら心配になってしまう。

タワーそのものは136メートルとのことだが、見て分かるとおり小高い丘の上に建っているので、その高さ以上に高く見える。

駐車場からソーラータワーまでは少々歩く。坂道になっているので足の弱い人にはきついかもしれない。ただ、ご老人や障がい者がのった車は奥までいけるらしい。自分たちはもちろん歩く。

展示ホール。こちら側にカフェやおみやげ物屋がある。

ソーラータワー入り口。入ったところに券売機がある。

入り口付近からタワーを見あげたところ。出っ張り部分のあたりが展望台。

ソーラータワーは2つのエリア(エレベーター系統)に分かれているらしく、おみやげ物屋やカフェが入った1-4階のエリアと展望台へいけるB1-27(28)階のエリアだ。チケットは1Fのロビーで券売機から購入。エレベーターはゆっくりめの速度で27階に。展望台は28階にもあるが、27階、28階の間は階段移動となる。

展示は昌原市の紹介のようだ。

この施設は2003年にリニューアルがなされており、それまでは観覧が無料だったのが有料にかわったということらしい。大人3500Wと、日本円で350円なの非常に安い。一階は情報展示がなされている。エレベーターで展望階の27階へ。

28階フロア。一部27階からの吹き抜けになっている。

双眼鏡が設置されている。

28階フロア

 

27階にある下が見える床。

下が透けているのがわかる。

展望フロアに展示されたソーラータワーの模型。展望台部分は丸い部分にあたる。

展望フロアは広く窓がとられていることもありとても明るかった。フロアの床は一部ガラスがはめ込まれており下が見えるようになっている。大丈夫だとはわかっていてもこの上に立のは足がすくむ思いだ。展望フロアは27階だけではなく、階段で28階にもアクセスできるようになっていて、設置の双眼鏡で遠くまで望むこともできる。

展望台から島の入り口の橋を見下ろしたところ。

ソーラータワーの東側の魚類生態館が見える。

陰地島と友島をつなぐ橋を上から見下ろしたところ。折り返しているのが分かる。

 

展望台から島の入り口側、北側を望む。

タワー展望台から南側を望む。友島が大きく見える。島の右奥に熊島、ソクリ島。熊島の後ろにチリ島、そして更に奥には巨済島が見える。

タワーの西側を望む。殆ど海。右端に少しだけ見える町のようなものは造船所らしい。

展望フロアの窓は4方向ともひらけており、360度見渡すことができる。しかし、立地上周囲に市街地がないため、見晴らしはほぼ海と山林が多くを占めている。

友島には写真中央の折曲がった橋を通ってアクセスする。生活には不便そうだが民家が多くあるのがわかる。

このタワーのある島、陰地島の南側には車ではアクセスできない友島があり、この島を見下ろすことができる。この島は釣りで有名らしく、この日も多くの釣り師が訪れていたようだ。
車で訪れた場合は展望台の料金だけではなく駐車料金(非常に安いが)も払う必要がある。韓国の駐車場は日本よりもハイテクなのが多く、入場の際にナンバープレートが撮影されて控えられ、出る際にはそこから時間料金を割り出して支払いを行う。そのため駐車チケットを失くして法外な金額を請求されるということがない。ここもその仕組みなので入るときはゲートが開いたらそのまま中に入り、出口で金額を支払えばokだ。

 

昌原ソーラータワー