台北から淡水線にのって終点の淡水までいき、そこからタクシーなどでフーロンホテルまでゆくとこの情人塔がある。別名ラヴァーズタワー。淡水の観光名所ということだが、ここから見ることの出来る漁人埠頭とか情人橋の方がどう見ても人が多い。人の少なさや塔のくたびれ具合を見るとそのうち閉鎖されてしまうのではという危惧が頭をよぎる。
この情人塔は展望フロアとなるキャビンが回転しながら上昇し、塔の上までゆくというアトラクション的な塔になっている。上昇から終了まで1回が6分ほどとなっていて、360度ゆっくりキャビンが回るので、中の椅子にすわってゆっくり外を見ていればよい。
チケットカウンターでチケットを購入して中に進むのだが、運行はお昼休みなどを抜いて30分毎のようでタイミングをはずすと暫くまっていなければならない。
ゆっくり回りながら上昇して一番上でゆっくり回転してからまた下降してゆく。約6分の展望。時間が決まっているとせわしなくてゆっくり景色を眺めることができない性分なので、あわただしく時間が過ぎてしまったような印象だ。
ここはフーロンホテルの隣接施設なので、淡水線で台北に戻る場合はフーロンホテルでタクシーを呼んでもらえばよいので、立地は僻地にあるのだが、アクセスしやすく、帰りも容易いという意味では訪れるのに難度の低い場所ではある。
情人塔