ソウルから近郊の水原市へ

(2013-08-16)

ソウルから特急電車で30分ほどで水原市へ着く。ここは世界遺産もあり、ソウルから日帰りのエクスカーションとしてはとてもいい場所にある。訪れたのは2013年なので古い情報だが備忘録として掲載。

水原市へのアクセスにはソウル駅からの電車移動が便利。特にオプショナルツアーとかを事前予約していたわけではないので手荷物だけ持って行って電車に乗る。水原駅に着いたら東口に出ると駅の前に観光案内所があるので、そちらでシティーツアーを申し込めば、だいたい水原の主要な観光スポットを目にすることが出来るのでお勧め。

水原観光

駅から東口方面を見たところ。この時は駅前ターミナルは再開発の途中だったようだ。

シティーツアーはそんなに本数が出てないので事前に調べていった方がよい。この時はたまたま次のツアーがタイミングよくすぐだったので良かった。

バスに乗ってスポットからスポットへは移動できる。

バスに乗ってスポットからスポットへは移動できる。

ツアーはバスに乗って巡る。途中解憂斎(ヘウゼ)や華西門(ファソムン)、華城行宮、錬武台(ヨンムデ)といった史跡でバスから降りて観光をしながらというスタイル。

華虹門

華虹門(世界遺産)、水門の上の鐘楼には立ち入ることが出来る。訪れた日は暑かったが水路を流れる水と鐘楼の影のおかげでここで涼むと気持ちよかった。

華城行宮

華城行宮入口(世界遺産)、この前では演舞が定期的に行われていて、その演舞時間には多くの観光客が集まる。シティーツアーに参加していれば、演舞の時間に合わせてここに寄ってくれるので堪能することができる。

華城行宮 伝統民族武芸

持ってるのが日本刀みたくて違和感がある。

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民俗伝統武芸の再現公演はチャンバラのような感じ。正祖大王時代に整えられたというから1800年代ということ。既に鉄砲の時代になっているから実戦的なものではなく演舞のようなものだったのだろうか。

錬武台(ヨンムデ)

錬武台(ヨンムデ)

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見る場所は結構広いので暑い日だと水は欠かさない。この時は時間をとってくれたのでしばらくここを散策。その後またバスに乗って移動開始。

水原華城博物館

水原華城とその周辺の再現模型。町を城壁が取り囲むように出来ていたのがわかる。

水原華城博物館

水原華城博物館。そんなに見るものは無かったけど適当に散策。多言語対応されていないと、見ててもポカーンだ。

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最後にトイレ博物館なるものに行った。地元の名士が作り上げたものらしい。小学生とかなら大うけ間違いなしだろうか。建物自体も便器の形をしていて、その執念に驚かされる。一応はトイレの歴史のような感じで展示を行っていたのだろうか。豚のモニュメントがあったが、古くは人糞を豚に食べさせていたって事を聞いたことがある。それを意図しているのかな。

この水原シティーツアーだが、時期によって内容が変更になるので、内容を確認した上で参加することをお勧めする。今回私はたまたまツアーに参加できたが、必ずしもそうではないので、事前情報の収集は大切。