韓国でレンタカー運転 (1)

(2017/08/12-14)

お盆を利用して韓国を旅行した際にレンタカーを利用したのでその旅行記。
利用したのHertz提携のロッテレンタカー、シボレーのクルーズという車種で12日の10時からレンタル開始で14日のお昼に返すとしてレンタル。韓国は一日計算なのでお昼に返すのであれば当日夕方返却にした方がよい。

レンタルはレンタカー.comで行ったのだが、アプリで表示される位置が間違っていて前日に店舗を確認したさいに大いにあせる。場所はロッテレンタカーのホームページで直接確認した方が間違いない。
(英語表記だが、ロケーションから地域を選択してゆけば店舗の位置が確認できる)

事前に用意するものは日本の免許証と国際免許証とパスポート。香港ではクレジットカードにデポジットしたが、今回は何故かクレジットカードを求められなかった。ネットで事前予約をする際にフルカバーの保険に入るのと同時に支払いも済ませておいたからだろうか。書類に自分の住所や連絡先などを記入して、あとは借受する車の傷などを確認したらレンタル開始。
韓国ではGoogleMapがあまり役にたたないという情報を得ていたので、ルート検索を考えるとカーナビの利用は必須だろう。店員にカーナビの使用方法をちゃんと確認しておいた方がよい。
私の利用したカーナビの言語モードは2種類でハングルと英語。ハングルはちんぷんかんぷんなので店員に英語設定をしてもらう。ルート検索の方法は名前の入力だと難易度が高いので、電話番号からの検索がおススメ。なのであらかじめ目的地の電話番号を調べておくと良い。カーナビの言語は英語に設定したが、表記が英語名だけで音声はハングルのままなので何をいっているかは全然分からなかった。ただ表記はアイコンで視覚的に判るので問題はなさそう。

韓国は左ハンドル、右側通行なので日本と逆。特に気をつけなければいけないのは左折する時。交差点を横切る形となるため、対向車には十分注意しなければならない。

今回は釜山から木浦(モッポ)というところまで高速を利用して移動。片道が300キロくらいだが途中観光地に寄りながらなので片道400くらいになっているので合計800キロくらいを走行したことになる。

高速はHi-passとよばれる、日本でいうところのETCみたいなものがあり、これはレンタカーだと決済ができないので通常の人がいるゲートの方を通ることになる。高速入り口は日本と同じチケットを機械から受け取り、出口でこのチケットを渡せばキャッシュで支払いうことで出られる。クレジットカードは駄目らしい。

韓国の高速だが、とにかくみんなかっとばしてゆく。車線変更も頻繁なので十分に注意して運転しないと危険だ。また、速度取締りのカメラが頻繁にあり、そこのところだけは皆速度を落としてゆく。日本と異なり、カメラの位置はその少し前に何メートル先にカメラがあるよと看板で告知されているので見落とさなければ問題はない。カーナビでも教えてくれる。

人人人!とにかくサービスエリアはどこも人が多い。駐車場も混雑しており、遠めに停めた方が出るときとか楽そうだ。

サービスエリアの様子。日本とほとんど同じで、トイレ、飲食ブース、小売ブースなどが揃っている。

車の混雑はすさまじい。近くに停めようとしない方がいい。

高速の速度制限は日本と同じ100キロのようで、高速を下りた後もバイパスのような信号の少ない幹線道路は80キロ制限のところが多いようだ。高速には一定間隔でサービスエリアがあるが、これがまたどこも車でいっぱい。運転したのが土日なのでそれが理由なのだろうが、砂利の臨時駐車場であろうスペースまで用意してあった。
売店では鬼ドックとよばれるまわりにキューブ状のポテト?みたいのが付いてるフランクフルトが人気だった。何箇所か寄って気づいたことだが、殆どのサービスエリアがお店の構成や商品が殆ど一緒だった。日本だとフードコートの商品や店舗がそれぞれのSA毎の特色があるのだが、韓国はどこも紋切り型で面白みがない。

韓国ではラーメンというとどうしても辛ラーメンぽいものばっかだ。

サービスエリアのテイクアウトフードはねりものが大人気。店舗の名前は「かまぼこ」?? どこのサービスエリアでも商品ラインナップが一緒なのだが・・・

中のフードコートもどこも盛況でとにかく人が多い。土日だからだろうか。

食事のメニューくらいは地元の名産とか特産とかを扱ったほうがよいと思うのだが、そんな感じではないようだった。
テイクアウトで購入しているのは練り物系が多く、串刺し形式で提供されているものを何本も買ってゆく人が多数見られた。

SAのトイレは何故かハイテクで、入り口の電光掲示板でどこのブースが入っているか空いているかが表示されている。

一番問題になるのが給油で、セルフ給油所が多数あるのだが、とにかくハングルが判らない。給油の際の表示はハングルオンリーなので操作ができない。OKを押してけばいいだろうとたかをくくっていたが、カードの決済のところでイジェクトとかされたりでかなり難儀した。また、韓国はLPGの車も多いのでそれは気をつけなくてはいけない。

あとは返すときだが、これは簡単だろう。営業所に車を戻して、店員さんが車の傷を確認して問題がなければそれでバイバイ。ガソリンはフルで貸し出し、フルで返す。これも日本と一緒だった。