東京都庁 (新宿区)

(2017/10/01)

東京西新宿の高層ビル街のなかでも抜きでて高く、重量感もあり、ラスボス感漂う東京都庁。展望デッキは45階の南北塔それぞれにあり、アクセスは南塔展望室。北塔展望室ともに1階のセキュリティチェックを受けてから上がることになる。

都庁は第一庁舎と第二庁舎があるが、展望台があるのは第一庁舎になる。閉庁している土日祝日でも展望台へのアクセスは可能なのはありがたい。

写真は南展望室へのエレベータ前。ここでセキュリティチェックを受けてからエレベーターに乗る。行列ができているが、エレベーターの速度が速いので行列はどんどんはけてゆく。

展望室への口は北と南で分かれており、自分は先に北展望室へと向かう。エレベーター入り口ではセキュリティチェックがなされていて、バックなどを持っている場合は中を見せてチェックを受けなければならない。

入り口に公開時間等についてのお知らせが出されていた。基本、北展望室の方が時間も遅くまでやっているようだ。北展望台がクローズの時だけ南展望台が遅くまでやるという仕組みらしい。23時まで公開しているということで夜景を見に来る人も多いだろうことが見て取れる。

エレベーターは展望室以外は出口となる2階にしか停まらない直行タイプ。エレベーターの背は外が見えるガラス仕様ではないので、突っ立ってエレベーターが上がるのを待っている。ただ速度は速くあっというまに45階の展望室まで到着。

北展望室はお土産物屋とレストランがあり、天井も高くひろびろとしている。トイレは階段を1階分降りた下の階になっている。

北展望室から西側の眺め。

北展望室から北側の眺め。

北展望室から東側、新宿西口の高層ビル群を眺めたところ。

南展望室から南東の眺め。

南展望室から南西の眺め。左手にパークタワー、東京オペラシティが見える。

展望室は北、南のそれぞれの向かいの部分を除けばほぼ360度周囲をぐるりと見渡せるように窓が大きくとられており、都内の壮観ななパノラマを眺めることができる。特に都庁の位置は西新宿の高層ビル群が目の前のため、それらの摩天楼を間近で眺めることができるのも特筆すべき点だ(それらに視界が遮られているともいえるが)。

都庁の案内板。構造の説明などが記載されている。

現在、西新宿の高層ビル群は展望室がぞくぞくと閉鎖されているので、都庁の展望台の存在はとても貴重になってきてしまっている。