慶州タワー (韓国 慶州市)

(2017/10/28)

韓国の世界遺産の町、慶州の普門観光団地内の慶州世界文化エキスポ会場内に立ランドマークタワー。門のようにも見える形状だが、これは皇龍寺にあったとされる皇龍寺九層木塔という9階建ての木塔を模して建築されたものだ。くりぬかれた部分がその9階建ての木塔の形になっているのだという。

エキスポ会場のゲートの向こうに慶州タワーが見える。

慶州タワーに対して道路と川を挟むように立のがチュンドタワー。9階建ての高さ68メートル。8階はスカイラウンジということらしいが、新しいためかまだ情報が少ない。

慶州駅からであれば10番のバスで普門団地エキスポ前停留所で下車するとちょうど会場前になる。会場の反対側に大きな塔が見えるが、これは皇龍寺九層木塔をモデルに建築されたチュンドタワーというものらしい。仏教関連の施設が入っており、8階部分はスカイラウンジになっているらしい。訪れてみたかったが、色々と情報不足だったこともあり断念。もったいなかったかな。

慶州エキスポ文化センター

横断歩道を渡って会場内へ。エキスポ会期中だと入場料を取られるらしいが、幸い会期外だったのでそのまま。会場内は会期外だと特にイベントとかもないので閑散とした雰囲気だが、近所からか、公園でお昼を食べているような人も多く見られ、市民の憩いの場のようなことになっているのだろう。

慶州タワーは高さ82mで30階建ての建物に相当する。タワー正面から見て右の部分に展望台にあがるエレベーターがある。エレベータは地上階と展示ホール(16階)、そして展望階(17階)の3フロアに停まる。

展望フロアでは韓国の人気ドラマ、善徳女王にまつわる展示物が多かった。地元慶州のお話ということもあり、力の入れ具合もかなりはいっているのだろう。展望だが、タワー正面と後方の2方向が展望できるようになっており、残念ながら両側面については展望できないようになっている。

展望フロアはカフェも兼ねていて、ドリンクを頼んで思い思いゆっくりと時間を過ごしている人が多かったようだ。トイレは展望フロアには無く、下の展示フロアに降りる必要があった。展望デッキによくある望遠鏡は無かったと思う。

エキスポ会場入り口側の展望。奥にチュンドタワーや普門湖が見える。

慶州タワーの裏側からの展望。こちら側は目立った建物がないのがわかる。

見た目は門のようないで立ちだが、機能そのものは純粋な観光タワーの慶州タワー。この建物近くのチュンドタワーが新郎で慶州タワーは新婦ということになっていて慶州市長がその中をとりもったという。なんじゃそりゃ。

慶州タワー

慶州タワーを下から見上げる。

慶州タワーを下から見る。

慶州タワー